さて、二部構成といっておきながら後半がいつまで経っても更新されない状態でしたが、ついに更新です。

思ったよりも各地で部員が増えてまして、ふと訪れた場所でシュールなバナーが腹筋しているのをみると思わず嬉しくなっちゃいます。でも、同時にシュールすぎ、やっちゃったー(ノ∀`)と思うのも事実です orz

今回は後半、精神的な考察です。

人間っていうものは思ったよりも精神的な作用を受けているものです。
自我なんてものを持ち、本能以外の行動をしているのは人間だけ。しかし、ものを考える”道具”だと思っているこの思考に従属しているのは、案外人間自身だったりします。

近い例で言えばプロスポーツ選手。
インタビューなんかを聞いていると、彼らは独自の思考法を持っていたり、メンタルトレーニングの重要性を強調する場面が目立ちます。長野五輪の金メダリスト、清水選手は最後のレース前、リンクの上に寝転がりその姿を上空から眺めるイメージを持ち冷静さを平常心を保ったといいます。

また、第二次大戦中の西ドイツ。
ある被験者に視覚を遮り、「今から熱した鉄の棒を当てる」と宣言して、ただの鉄の棒を焼けるような音とともに皮膚に当てたそうです。すると、現象としては何も起きないはずなのに鉄の棒を当てた部分が水膨れになったそうです。

これらの例からも、人間は精神に多大な支配を受けているといっても過言ではないと思います。では、それを我らが部活にどう活かすのか? という話になってきます。

なにやら語彙の少なそうな小見出しですが……
この部活結成の目的の一つを端的に表現すれば、このようになると思います。
何のトレーニングにしろ、ネガティブな考えを持って行うよりも、ポジティブな考えを持って行った方が効果は上がると思っています。例えば何かの技術を習得するためだ、と”やらされる”反復練習なんて嫌だと思うんですよね。

そして、”一人だけ”というのは、やはり精神的負担になると思うのです。
確かに、一人のほうが楽だ、慣れていると主張する人もいると思います。
でもそれは、同じ方向に進んでいく同志とそりが合わなかったりするからではないでしょうか? 気軽に話が出来るような仲間がいるといない、そんな場合を比べれば前者の方がずっと楽しく、また良い意味での競争意識が生まれると思うのです。

そんな二つの条件を併せ持った場所。
それに対する回答が「佐々井亭二号店・闇筋トレ部」なわけです。

ちょっと脱線気味でしたね(´∀`;)
ダイエットとメンタルの関係において、最大の焦点となるのは継続と追い込まれないこと、この二つだと思っています。

まず継続することについて。
フィジカル編でも述べましたが、やはりダイエット効果を生むにはある程度の期間続けることが必要になってきます。ですが、この続けること、ってのが案外難しい。”三日坊主”なんて言葉が生まれるほど、途中で投げ出してしまうことがあります。

何かを変えることは難しい。
この考えを基本に持ち、真摯に取り組むことが必要です。
そして仲間がここにいるということ。心が折れそうになったら、ここのページにきてシュールなバナーを眺めたり、部員さんたちのページを閲覧してみることも有効だと思います。決して単独行ではありませんよ。

んで、追い込まれないこと。
なかなか効果が出てこない。変わったかどうか実感がない。せっかく頑張ったのに……。
このような精神的デフレスパイラルに嵌ってしまうと、本当に辛いです。言い方は軽いですが、あまり考えすぎないことが大事です。先ほども言ったとおり、変えることは難しい。こう考えて、「あちゃ〜、まだ効果ないか〜(ノ∀`)」くらいに思うのがいいでしょう。何事もポジティブに。

二回にわたって書いてきた、”筋トレでダイエットは可能か?”。
その回答がここに示せたかどうかは謎ですが、自分の考えは精一杯書いたつもりです。ダイエットに限らず、何か目的を持って動き出すことは素晴らしいことです。この会報がそんな活動の一助になれればいいな〜、とか。

目指せ、夏の海っ(ぇ